動画撮影にどのような三脚をお使いですか?
今まで動画撮影はハンディカムで家族鑑賞だったので、あまり三脚へのこだわりが無かったのですが、YouTubeに動画をアップし視聴回数が多くなると、動画の質にこだわるようになってきました。
特に今年の2月に購入したミラーレス一眼カメラ(SONY α6600)での動画撮影は、手ブレ防止機能は本体にもレンズにも付いているのですが、ハンディカムに比べて手ブレを抑えることはできません。やはり写真撮影がメインですので仕方がないと思いますが、映像の質感(映画のような)はミラーレスが圧倒的に質の良い映像が撮影できます。
まずは、ミニ三脚!ミニ三脚は何か良いのか!
YouTubeでの自撮りや(必須)、前回にも書かせていただきましたが、家族旅行などで撮影しているパパさんが、旅行の記録映像に写っていないことが多く、家族の思い出から消し去られることがあります。
私の過去は消し去られ、最近やっと「存在が確認」できるようになりました。いままで家族動画には「声優」として出演しておりました。
そこで前回のブログで、「必ず自撮りで家族と一緒に写りましょう!」とお伝えしました。私も最初に購入したのがミニ三脚で、なぜか三脚は「Manfrotto」というイメージがあり、見た目のデザインも気に入ってましたので、α6600用にミニ三脚を購入しました。
しかし、今までにミニ三脚ですが3台も購入した経験から、ミラーレス一眼カメラに向きのミニ三脚をお伝えします。
まずは、カメラ(α6600|503g)+レンズ(SONY SELP18105G|427g)+マイク(RODE VideoMicro|42g)+モニター(FEELWORLD F6 Plus|235g(バッテリー除く)の総重量|1.2gでモニターのバッテリーを入れると、1.5gは軽く超えてしまいます。
最初に購入した三脚はこちらになります。
Manfrotto MTPIXI-B(本体重量|190g)
ミニ三脚ブームの火付け役的存在の三脚です。雲台がボール式になっており、ボタンを押すと雲台ボールが開放され、角度を変えることができます。この三脚はしっかりとした作りで重量感もあり、持った感じはとても良い持ちごたえです。この三脚はもともとスマートフォン用の三脚として購入したものです。
スマートフォン・デジタルカメラなどの三脚には良いです(自撮り棒みたいに伸び縮みはできませんが)。すでにこの三脚があったので、α6600で利用してみましたが、総重量が重いせいで雲台のボールが勝手にズレることがありました。カメラが転倒する可能性があるので、もう少し耐荷重が耐えられるミニ三脚を別途購入することにしました。説明書をしっかり読むと耐荷重1kgと書かれており、それは傾きますね!
2台目を購入しました。
Manfrotto MTPIXIEVO-RD(本体重量|250g)
こちらもManfrottoです。赤色の入ったデザインが妙に惹かれるんです。こちらは耐荷重2.5kgまで大丈でカメラが勝手にズレことはありません。こちらも雲台はボール式ですが、ボタンで緩めるのでは無く、摘みをネジ式に締めたり緩めたりします。ならびに三脚の脚の部分が、開脚角度は2段階に変更可能、脚の長さは5段階に変更が可能という事で、自撮りの時に脚の長さを調整して撮影することもできるので、とても良い三脚です。
こちらは今でも継続して利用してます。総重量1kgを超えるカメラセッティングは、こちらのミニ三脚がお勧めです。三脚の脚が色々と調整できるので、とても撮影時に使い勝手が良いです。強いて言えば、雲台の固定式ですが、ネジでは無く「MTPIXI-B」のボタン式の方がすぐ調整ができるので良いかと思いました。カメラの総重量が重くなると、やっぱりネジでしっかり止めないとダメなのでしょうね。
このミニ三脚はとても気に入ってたのですが、つい最近YouTuber向けに発売さた「SONY デジタルカメラ VLOGCAM ZV-1」とセットで購入できる、シューティンググリップ「ZV-1G」のこの三脚がとても欲しくなり、購入してしまいました。
本当は「本体とセット」で購入をしようかと思ったのですが、今年の2月にα6600を購入したばかりなので、さすがに本体は諦めてシューティンググリップ「ZV-1G」の三脚のみ単品購入です。
これから動画撮影やYouTubeを始められ方には、とても良いカメラだと思います。とにかく手軽に持ち歩けるのには最高です。私はアウトドア(プール・川・海・キャンプ)が多いので「GoPro7」を愛用してますが、本当に購入を悩んだ商品です。
嫁に相談したら、 ”和田アキ子” のような「はっ!」で諦めました。
3台目を購入
SONY シューティンググリップ「ZV-1G」(本体重量|約215g)
この商品の何に惹かれたかというと、
- 本体(カメラ)とグリップ(三脚)がBluetoothで接続できるので、グリップ側(三脚)でカメラの操作が可能。
動画撮影ボタン、写真撮影ボタン、ズーム操作、一部メニューを設定できるボタンあり。 - 自撮り時もボタン一つでカメラの向きを変えられる。
- チルトが10度ごとに細かくカメラの角度を変えられる。(レンズが重いとカメラが倒れるので注意!)
自撮りの時は、カメラ側の操作ができにくいので、この三脚はこのような悩みを全て解決してくれました。耐荷重(SONY公式には最大負荷|1.5kg)となっております。
・自撮りしながら録画ができるのは勿論ですが、ズームまでできるのは最高です。
歩きながらの手ブレが気になる方ですが、ジンバルを購入する前にまずは、ミラーレス一眼カメラとこの三脚のセットを試してください。
・カメラのベルトを肩からかけて、しっかりとカメラとグリップを支え、歩き撮りをしてみてください。意外と手ブレが抑えられて良いです。
・Bluetooth接続のなせる技ですが、自宅・スタジオでの自撮り収録で、三脚にカメラを載せて少し離れた場所から、手元で録画・ズームができるので即撮影が開始できます。カメラの操作の為に、いちいち椅子から立ったり座ったりが地味にめんどくさいんです。
注意点ですが、手持ちでは無く、据置でカメラをレンズ側に下げるチルトは、カメラが転倒する可能性がありますので、下側を撮影する時は手持ちで撮影をしましょう。
現在ミニ三脚は、「Manfrotto MTPIXIEVO-RD」と「SONY シューティンググリップ(ZV-1G)」の両方を使ってます。
外出の持ち歩き用は、「SONY シューティンググリップ(ZV-1G)」で自撮り、歩き撮りに最高です。
デスクなどに置いて自撮り撮影を行う場合は「Manfrotto MTPIXIEVO-RD」にカメラを設置し、リモコンとして「SONY シューティンググリップ(ZV-1G)」を利用して、ズーム、録画を手元で行っています。
如何でしたでしょうか?私は主に動画撮影用としてのミニ三脚のお勧めです。
次回は、通常の三脚をご紹介させていただきます。